久々に「日本懐かし」シリーズ の本を買ってみました。
その名も、「日本懐かし駄玩具大全」。
ただの玩具じゃなくて「駄玩具」ってとこが、そそられるじゃあ~りませんか!
日本懐かし駄玩具大全
辰巳出版より2019年4月発売。
定価1,650円。
あ、もう5年も前の本になるのか。
個人的に、3冊目の「日本懐かし」シリーズ。
(過去のはコチラ ↓↓)
その名の通り 毎度、懐かしい気持ちにさせてくれる シリーズなので、今回も期待大ですね。
そもそも「駄玩具」って何?
今回は「駄玩具バージョン」ということですが、そもそも、駄玩具って何?
普通の玩具と、どう違うの?
なんとなく、駄菓子屋に置いてあるような玩具 ってことは分かるのですが。
なので この際、調べてみたのですがね。
これは、英語に直すと分かりやすいと思います。
駄玩具は、「チープトイ」というらしい。
つまり、駄菓子屋に置いてあるような、チープで安っぽいオモチャ という感じかな。
そう、今回の書籍は、かつて駄菓子屋に売っていたようなオモチャ がズラリと並んでいて、紹介されいるようです。
気になる内容は?
何日かかけて、じっくり読みこみました。
結論から言うと、この本に載っているのは駄菓子屋のオモチャであることは間違いないのですが、
『昭和30年代~50年代のもの中心にセレクトしている』(9ページより)
と書かれている通り、どうやら私が足しげく通っていた小学生時代よりも、もっと前の世代 の方が対象でした。
それ故、その頃に通っていた先輩方には、もうドンピシャというか。
思わず「なつかしい!」と叫びたくなるでしょう。
とは言え、わたしも昭和50年代生まれ(駄菓子屋に通っていたのは昭和60年前後)なので、どこか見覚えのあるモノ、懐かしい香りのするモノはありました。
一部抜粋すると ↓↓
初期のビックリマンシールのパチモン。
こういうので昔は「外遊び」が主流だったね。
ぴょんぴょん跳ねるカエル、なつかしいネ。
あとバネのオモチャは「トムボーイ」っていう名前だったのか(初めて知った)。
こういう釣りセット、あったね~!
でも所詮はオモチャなので、全く使い物にならなかった。
でも本には
『小さな魚やザリガニくらいなら簡単にゲットできる!』
と書いてあったけど、ほんまかいな??
これは今もあるね。
「ポッピンアイ」「パッチンカップ」「ホッピンジャンピン」など、呼び方は様々だけど。
奇しくも、この書籍で一番わたしが興味を引かれたのは、一番最後のページでした。
そう、ガチャガチャです。
当時のガチャの値段は、20円。
当サイトで紹介しているようなミニチュアの、まさに「元祖たち」と言えるような代物が載っています。
こりゃあ、嫌でも興味を引かれますね。
当時、台紙に載っているサンプルは「当たり」という概念で、ほとんどは全然ちがうモノが出てくる仕様だったらしい。
この辺りは今のガチャと全く違うので、面白いですよね。
ハズレも多かったみたいですが、まあ、思いがけないモノが出てきたりして、これはこれでワクワクしたのではないでしょうか?
あの頃はユルかった(?)
この本を読んで個人的に思ったのが、「昔は色んな意味で、ユルかったな~」ということ。
たとえば、著作権。
↑↑ ウルトラマンもどき、仮面ライダーもどきとか、ドラえもんは「ドラドラ」だそうで(笑)
本当に、想像以上にパチモンが多くて、ビックリしますよ(笑)
(ミッキーマウスを模したモノもあって、驚きました。
今じゃ絶対に考えられないね。)苦笑
それから、遊び方。
これは現代と違うのは当たり前ですがね。
昔は「外遊び」が基本で、家の中で遊ぶのは雨が降った時とかでした。
しかし(わたしの時代もそうですが)、ゲームウォッチやファミコンなどのTVゲームが登場し、ほとんどが「家遊び」になってしまった。
現代の子たちは、もっと それが顕著でね。
我が家にも息子がいるので よく聞くのですが、友達と「外で遊ぼう」と約束しても、ほとんどの子はスマホを持っており、外なのにゲームをしているのだそうです。
↑↑ 昔は こういう、落下の勢いで「パンっ!」となるロケット弾など、ありましたね。
公園とかで、けっこう鳴り響いていた。
今は ほとんど、こういう音は聞かれません。
これは良いことなのか、悪いことなのか?
なんだか分からなくなってきました。
子どもに限らず大人も、歩きスマホは おろか、自転車に乗りながらスマホをやっている愚か者もいますし。
この前も、ちょっとしたレジの待ち時間にすらスマホを見ている若い女性がいて、思わず「これも時代なのだろうか」と、複雑な心境でした。
まあ「どの時代がイイか」なんて一言では言えませんが、少なくとも私は、
携帯電話など無かったあの不自由な時代こそ、幸せだったのではないか?
と、そんな風にも思える今日この頃です。
まとめ
ということで、一部(個人的に気になった部分のみ)、ご紹介させていただきました。
特に 昭和30年代~50年代に駄菓子屋に通っていた方 は、ぜひ読んでみて下さい。
きっと満足いく内容だと思いますよ♪
コメント