キンケシの話 |レアなものは40万円にも!

きんけし(キンケシ、キン消し)

あのころ遊んでいたキンケシに、思わぬお宝が?!



今日は キンケシ について語ろうと思う。

キン消し
キン消し

キンケシを「懐かしい!」と思う世代の方、または キンケシを知らない方にも、楽しんでいただけたら幸いだ。

キンケシ(キン消し)とは?

キンケシは、正式には「キン肉マン消しゴム」と言う。

2008年からは、「キンケシ」が正式な名称として商標登録された。

当時大ヒットしたマンガ「キン肉マン」のキャラクターの消しゴム人形で、バンダイより 1983年から発売された。

まあ「消しゴム」とは言ったものの、えんぴつの文字は消せないのだが(笑)

あくまでも「玩具」である。

イワコーのおもしろ消しゴム
イワコーのおもしろ消しゴム

(そういう意味では、「イワコーのおもしろ消しゴム」は普通にえんぴつの文字も消せるので、優秀だと思う)笑

キンケシはどこに売っていた?

キンケシは、ガチャガチャで売っていた。

当時は 2体入りで100円 だった。

だが、実は これ以外にも 手に入れる方法があったのをご存じだろうか?

たとえば、お菓子のおまけだったり、 に付いていたこともあった。

↑↑ シューズにおまけとして付いていた。

意外と、知っている人は少ないと思われる。

キンケシの種類

キン消しには いろいろな種類がある。

普通の塩ビ人形に加え、伸縮性のあるもの(通称「ファイツ人形」)。

それから、「ワザケシ(技消し)」というものもある。

相手にワザをかけたり、有名なシーンを再現した キンケシだ。

まさに「2対1組」で成り立つキン消しであり、

単体だけだと「なぜこんなポーズを取っているのだろう?」と疑問に思うことも(笑)

キンケシのカラー

キンケシには様々なカラーが存在する。

ガチャガチャで買えるような普通のキン消しの色は、基本的に

赤・青・黄色・緑・オレンジ

の5色。

けれど、中にはちょっと変わったものもある。

(黒・ベージュ・クリアカラー・ラメ入りなど)

キン消し
キン消し(いろんな色がある)

わたしが うっすらと覚えているのが、あれは6歳くらいの時かな?

友達と一緒にガチャガチャを引いたのだが、なぜかその友達のだけ、ラメ入りのウォーズマン だった。

もうね、すごく羨ましかったのを覚えている(笑)

キンケシの偽物、「パチ消し」

キン消しには 偽物(パチモン)が存在する。

キンケシだけじゃなく、当時は ビックリマンシール などでも偽物が出回っていた。

ビックリマンシールはチョコのおまけだが、パチモンは ガチャガチャ で売っていた。

カプセルに たくさんのシールが詰まっており、ロゴも「ロッテ」ではなく「ロッチ」だった(笑)

案の定、ロッテに訴訟を起こされて、偽物シールは もはや幻となったわけだが。

そんな感じでキンケシにもパチモンが存在したのだが、こちらはなぜか、「それも一つの文化だ」と捉えられる風潮があり、「パチモン」+「キンケシ」で「パチ消し」などと呼ばれ、たまに高値で取引されていたりするから面白い。

レアなものは高額で売れることも

最近は「キンケシプレミアム」という名前で復刻版が出ているようだが、


本当にレアなものを探せば、それはやはり 当時もの だろう。

たとえば、「キン肉マン スーパー・フェニックス」が 5万円で売れたり、「ネプチューンマン」が 3万円で売れたりするケースもあるようだ。

今までの最高額は、わたしが聞いた中では「マンモスマン」や「ミスター般若」の 40万円台 だった。

蛇足だが、わたしが過去にヤフオクで落札した これらは ↓↓

40体で 1,160円だった。

パチ消しも混ざっていたと思うが、それにしても、上記のプレミア価格とは雲泥の差である。

キンケシを塗装すると高く売れる(?)

世の中には、キン消しを塗装するいわゆる「キンケシ塗装職人」がいるそうで。

文字通り、キンケシを上手に塗装するわけだが、これが メルカリや ヤフオクなどのオークションサイトで、意外といい値段で取引されているようなのだ。

さすがに、プレミア品には塗装しないだろうけど(もったいない)。

あまり価値のないキンケシならば、それを塗装することによって、「一点もの感」という価値が作れる、ということか。

キンケシ おススメの本

「ビックリマンシール」や「ガンダム」など、昭和の懐かしいものを紹介する書籍は結構あるものだ。

しかし「キンケシ」に特化した本は、これが意外なことに見当たらなかった。

そこでだ。

昭和のホビーを全般的にお楽しみいただける本を一冊、ご紹介しよう。

その名も、「日本懐かしおまけ大全」である。


あの頃に流行った懐かしい玩具や おまけが たくさん載っているので、昭和生まれの方は「懐かしい!」と思うはずだ。

(もちろん、キンケシも載っている。)


それともう一つ、キンケシに特化した本 をKindleで見つけた。


ただ、無料サンプルを見たところ、「はじめに」と「目次」しか見ることができず、全部で14ページしか無かった(笑)

評価にも あるように、おそらく自身が所持しているキンケシをざっと紹介しているだけではないだろうか?

そもそも わたしも読んでいないのでおススメはできないのだが、「こういうのもあるよ」ということで一応ご紹介しておく。

まとめ



ということで、キンケシについて簡単に説明させていただいた。

キンケシは歴史が古いけど、いまだに復刻版という形で新作が販売されるほどの人気商品。

通販でも買えるから便利。

キン肉マン キンケシ10 全19種セット

何十年経っても話題に事欠かない、愛されるづけるキンケシ。

興味があればぜひコレクションを。

追記(テーマソング)

キンケシには、テーマソングが存在するらしい。

(キン肉マンの歌じゃなくて、キン消し専用 のテーマソング)笑


歌詞に、当時の情景や子供たちの気持ちなどが、いい具合に反映されている。

いい歌だ(笑)

追記 その2(ダイキャストキンケシ)

2022年現在、「ダイキャストキンケシ」なるものも発売されているらしい ↓↓


金メッキ、銀メッキの キンケシ!

いや、むしろ消しゴムじゃないから キンケシ(= キン肉マン消しゴム)とは言えなさそうだが。

でも商品名は れっきとした、「ダイキャスト キンケシ」。

非常に興味があるので、購入したらまた当サイトでご紹介させていただく。


以上、「キンケシの話」でした。

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