メガドライバーにはたまらない一冊、「メガドライブ パーフェクトカタログ」
ネットオフで注文した本が届いた↓

メガドライブパーフェクトカタログ / 前田尋之(著)
中古で1,760円。
元値が2,315円(税別)なので結構高めの本になるが、購入の価値はあった。
メガドラ・フリークにはたまらない一冊!
この本を手にするのは、おそらく現在40代~50代の方が多いのではないかと推測する。
青春時代に遊んだあのメガドライブのタイトルが、これでもかというくらい網羅されているからだ。


発売年順にソフト・タイトルがズラリ。
このサイトでも何度も述べているが、筆者は学生時代、
皆がスーパーファミコンにハマっている時に、一人ひたすらメガドライブをしていた。
皆がゲームボーイなら、筆者はゲームギア、という具合。
そのくらい、SEGAのゲームに魅了され続けてきたわけだが。
とは言え、学生なのでお小遣いも限られており、そうたくさんのゲームはできなかった。
何とか中古ショップで安いソフトを購入して、遊んだりしていた。
なので、この本を読むと、
「自分が遊んでいたのはほんの1割にも満たないんだな」と驚かされる。
メガCDなども合わせると、国内だけでも実に578タイトルものソフトが出ているのだから。
さらには海外のみで発売されたものも掲載されているので、文字通り「パーフェクト・カタログ」と言っても過言ではない。

メガドライブ以外にも、色々なSEAGのハード(本体)が載っている。

海外でのみ発売されたソフトも網羅されている。

海外のハードも。
これ一冊で当時を懐かしむことができ、「そうだったんだ!」と初めて知ることも多くて、勉強になるのである。
著者の知識・情報量の多さに脱帽
この本の著者である前田尋之さんという方は、パソコンゲーム誌で執筆・編集を担当したり、コナミでゲームソフトの開発に携わったりと、とにかくゲーム界を知り尽くしている方らしい。
確かにこの本でも、「もしかして著者は、これら膨大な数のゲームを全部プレイしたのだろうか?!」と思うくらい、一つ一つ割と詳しく書かれているのだ。
そして、文章に悪意が全くないのもいいところだと思う。
昔は結構、平気で「クソゲー」と書くような雑誌もあったが(笑)、本書は全くそんなことはなく、
「〇〇なところがいい」「〇〇だけど、グラフィックで一定のファンの支持を得た」
など、必ずいいことを書いて締めるので、読んでいて気持ちがいいのである。
「へえ~、そうだったんだ!」みたいなトリビア的なことも書いてあるので、読んでいて飽きない。
興味深くて、またゲームしたくなっちゃうくらい。
(唯一そこが欠点かもしれない^^;)
前田尋之さんの著書はこちら。
↑メガドライブ関連だけでなく、他にもたくさん執筆されているらしい。
おわりに(僕達は「メガドライバー」)
いかがだっただろうか?
メガドライブが好きな方にははたまらない一冊だということがお分かりいただけかと思う。
余談になるが、本誌内の著者の言葉によると、世間ではメガドライブのファンのことを「メガドライバー」と呼ぶのだそうだ。

私はこれまで、勝手に「メガドライブ・ファン」「メガドラ・フリーク」などと表現していたが、今後は「メガドライバー」と変えたほうがいいかもしれない。
(その方が、万人に分かりやすいかも。)
あらためて、「メガドライバー」の皆さん、おススメなので読んでみてほしい。

以上、「メガドライバーにはたまらない一冊、「メガドライブ パーフェクトブック」」でした。