
懐かしい「昭和ガチャ」がたくさん。
だけど、全体的に辛口です。。
今日は久々にガチャ・・・ではなく、ガチャの「本」 の紹介といきましょうか。
あの「ワッキー貝山」さんの本になります。
初めは良かったのですが、だんだんと・・・(後述します)。
ガチャ愛100%ワッキーが贈る 昭和レトロガチャ 最強コレクション
- (株)グラフィック社より2020年8月発売
- 定価250円+税
- 全160ページ
ワッキーさんの本といえば、以前「日本懐かしガチャガチャ大全」を紹介しましたが、

↑↑ あちらも なかなかの良本でしたが、今回はどうでしょうか。


(アマゾンマーケットプレイスで、送料込み450円だった。)
「まえがき」からワクワク

まず もう「前書き」から、魅せられます。
- おこづかいを使い切ってまで、欲しいガチャ目当てに回した
- 駄菓子屋のおばちゃんの笑顔
- 先生に没収された玩具
- ネットでは まずヒットしないような商品
- ツッコミどころの多い当時の商品
- 台紙に乗っていないモノが出るという、「ハズレ」が存在
などなど。
著者の 10万点 のコレクションの中から厳選して紹介するというからすごい。
内容、一部紹介
著作権の関係もあるので、一部ご紹介すると、

いきなり懐かしい、なめ猫。

怖い、喧嘩グッズ。
こんなのが売られてるんだから、今思うと すごい時代だ(笑)

エリマキトカゲ。
流行ったね~。

バカ殿とか。


キンケシや ガンダムは定番だけど、過去の本に載せていないモノ を載せてくれています。

女子向けのガチャは当然 興味がなかったけど、こうしてみると華やかですね。

この「ギザギザの棒」でエンジンをかけるタイプ、超懐かしい!

今に通じそうな、ミニチュア系。

牙(きば)、懐かしい。

うわ~これ、持ってた。
わたしのは白いお化けだったけど、とにかく奇妙な造形の商品だったな。
正式名称は「ホラーボール」っていうのか・・・(こういう発見も また楽し)。

ガムでパッチン、いたずらグッズ。
今も売ってますね。
世代を超えてなお、いたずらグッズの王道として君臨している のがすごい。
この他にも、「メーカー別 ガチャ歴史館」など、興味深い特集も。
いろいろと掘り下げられていて、資料集としても素晴らしい本だと思います。
この本の残念な点
しかし!
ごめんなさい、あまり こういうことは言いたくないのですが、どうしても気になる点が。
(めずらしく嫌なことを書きますが、どうか ご容赦ください。) ↓↓
実は個人的に、残念な点がありました。
著者の感想が、実に「シニカル過ぎる」のです。
シンプルに言うと、皮肉な・否定的な表現が多すぎる というか。
「商品を愛しているなら、悪口言うなよ」と。
ご本人は一ファンとして ツッコミを入れているつもりだろうし、「多少毒づいた方が面白い」ということもあるのかもしれませんが・・・
にしても、全体的に 毒舌 がすぎる!
「本当に商品を愛してるの?」と。
イチャモン付けるくらいなら、「ガチャ愛」とか言うな!って感じです。
これは、ミニチュア食玩を紹介する「某 老舗サイト」にも言えることですが。
あのサイトも とにかく冷笑的な感想ばかりで、げんなりします。
(見たことはないけど、こんな人が書いてるイメージ ↓↓)笑

もちろん、全部が全部じゃないです。
褒めているところも たくさんあり、ワッキーさんのガチャ愛が伝わる記述もあるのですが・・・
でも全体的に、ちょっと 小ばかにしたような、皮肉・冷笑めいた表現、悪口 が多いのは確かで、わたしは読んでいて途中で げんなりしてしまいました。。
そこを除けば、いい本だと思います。
まとめ
ということで、昭和レトロなガチャの本でした。
この本を読んで思ったことは、「今も昔も、基本的なことは変わらないんだな~」ということ。
もちろん今のカプセルトイは、昔に比べて造形は進化しています。
ですが案外、昔ながらのコンセプトを踏襲しているようなもの も非常に多いというのが、この本で分かります。
今回ご紹介したのは本当に「ほんの一部」で、他にもた~~~っくさん載ってますので、興味があればぜひ。
正直、「日本懐かしガチャガチャ大全」より こちらの方が掲載点数が多く、おススメかもしれない。
(皮肉・毒舌に我慢できれば。)
「毒舌は気にならない」という方は、2冊とも読むのもおススメです ↓↓
あと ワッキーさんの本じゃないけど、こちらもおススメです ↓↓
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