アルフォンス・ミュシャ フィギュアミュージアム第1集
先日、駿河屋でとても興味深い商品を見つけた。
あの有名な画家、「アルフォンス・ミュシャ」の絵画をミニチュアにしたものらしいのだ。
試しに買ってみたので、ご紹介させていただこう。
目次
アルフォンス・ミュシャ フィギュアミュージアム第1集

2004年、海洋堂/タカラより発売。
定価275円。
全10種。
カーネーション(通常彩色Ver.)
カーネーション(象牙風塗装Ver.)
花(通常彩色Ver.)
花(象牙風塗装Ver.)
バラ(通常彩色Ver.)
バラ(象牙風塗装Ver.)
アイリス(通常彩色Ver.)
アイリス(象牙風塗装Ver.)
ユリ(通常彩色Ver.)
ユリ(象牙風塗装Ver.)

アルフォンス・ミュシャとは?
アルフォンス・ミュシャ(Alphonse Mucha)という名前は、美術に詳しい方ならご存知だと思う。
筆者はというと、そちら方面にあまり興味がないため、10年前に嫁さんに教えてもらうまで全く知らなかった。
ネットでググった言葉を借りると、
『アールヌーヴォー時代(19世紀末~20世紀初頭)にパリで活躍した画家である』
とのことだが、正直、今日の今日まで、女性だと思っていた(笑)
彼の作品はすべて女性が描かれており、とても繊細な印象なので、筆者の他にも女性画家だと思っていた人がいるはずだ(たぶん)。
嫁さんはミュシャのファン
実はこの画家、嫁さんが大変気に入っていて。
楽器演奏家でもある嫁さんは、美術館で「アルフォンス・ミュシャ展」が開催された際、イベント演奏に参加したり、レプリカを買ったりしていた。
レプリカと言っても、二十万円くらいする代物だ。
別にお金持ちというわけではない。
カードで分割で買ったようだ。
多少無理をしてでも欲しい・・・そのくらい好きなのである。

そして今回来たこの商品はまさに、そのアルフォンス・ミュシャの美しい作品が立体化したという商品!
筆者も興味津々だが、どちらかというと嫁さんのために買ったというのが大きい。
ただ、嫁さんは別に、ミニチュア好きではない^^;
なので、喜んでくれるかどうかは非常に微妙なところだ。
果たして・・・?(後述する)
カーネーション (通常彩色Ver.)

まずはこちら、「カーネーション」である。
何とも優雅で上品な作りだ。

凛とした表情、そして、

後ろから見ても、女性らしいしなやかな美が再現されている。
花 (通常彩色Ver.)

つづいては「花」。
こちらもいかにもミュシャらしい世界観で、それをそのままミニチュアに仕立て上げる技術がすごい。

本来はこのように、小冊子とカードが付いている仕様。

何とも華やかである。

後ろ姿も然り。一切妥協なし。
おまけ(嫁さんの反応)
さて、ミシャ・ファンである嫁さんの反応だが、これがもう・・・
見事に撃沈した(笑)
1mmも興味を持ってくれないし、「これは違う」とはっきり言われた^^;
嫁さん曰く、やはり美術が好きな人はその絵に惚れ込んでいるのであって、いくらミニチュアで再現しても、別物としか思えないのだそう。
まあ、そりゃそうか。
ただ筆者は、むしろ逆である。
美術や名画には興味がないが、それらをこうやってミニチュアにする技術の方に感動を覚えるクチなのだ。


先日のコップのフチ子でも学んだが、こういったミニチュアも、一見機械で大量生産されているように見えるが、実は結構細かい技術や手作業が施されている。
今回のこのミュシャも、きっとそうであろう。
筆者はそこに感動を覚えるが、嫁さんは全く違う。
ただそれだけのことだ。
どちらが正しいとか間違いとかじゃなく、単に好みの問題なのだ。

まあとは言え、少しは興味を持つかな?と思っていただけに、ちょっと肩透かしを食らった感じは否めないが(笑)、まあこうしてネタにできたので良しとするか。
まとめ

というわけで、今回は2品のみのご紹介となった。
先ほども述べたが、アルフォンス・ミュシャという画家の絵には、必ずと言っていいほど女性が登場する。
植物や星、装飾品などに女性を添える、という感じだが、それによりとても上品な感じを覚えるのは筆者だけではないだろう。
好きな方はぜひ。
