このサイトでも昔から推している、駿河屋。
ホビー業界では かなりの老舗ネットショップで、他社と比べて安価、かつ買取も高価。
他社では取り扱っていないモノも買い取ってくれたりと、大変重宝するお店です。
昔の駿河屋の福袋は(いい意味で)異常だった
ミニチュアも安くて つい買ってしまいますが・・・実は私、昔はミニチュアの購入ではなく、完全に 違う使い方 をしていました。
結論から言うと、商売として 卸し先(仕入れ先)として使っていたのです。
これは あまり大きな声では言えないかもしれませんがね。
でも暗黙の了解というか、表立って言わないだけで、そのような使い方をしている人は たくさんいました。
(おそらく今もいるはず。)
だって、本当に安かったのですから!
特に駿河屋の名物である「一年中買える福袋」が異常な値付けで。
たとえば通常780円(タイムセール時は480円)とかで、大きな段ボールに めちゃくちゃ商品が入っていたり。
今も、たとえば こういう本の詰め合わせセットはありますが ↓↓
たった480円なのに「一体何冊入ってるの?!」っちゅーくらい、めちゃくちゃ重いダンボールで届くのです。
これで500円切っているのですから、「送料で向こうが損をするのでは?」と、コチラが要らぬ心配をしていまうくらい。
雑貨の福袋が一番(いい意味で)異常だった
今 紹介したのは本でしたが、昔は これ以外にも、雑貨の福袋などが たくさんありました。
この「雑貨」というのがまた凄くて、とにかく 何でもアリ というか。
何かの空箱など、正直ゴミ(←と言っては失礼ですが)のようなモノもありましたが、必ずと言っていいほど価値のあるモノも入ってました。
たとえば、海外限定発売のアニメグッズ(←6千円で売れた)だったり、価値のある腕時計(G-Shock)1万円相当が入っていたり。
こういうのが480円~980円の雑貨福袋に入っていたのです。
ウソみたいですが、本当の話なんです。
買取価格も(いい意味で)異常だった
そして、昔の駿河屋は「買取価格」も高かったです。
今も それなりに高いかもしれませんが、昔は特に。
たとえば「A」という福袋を500円で買って、それを そのまま駿河屋に買取りに出すと、2千円で買い取ってくれたり。
駿河屋で買った値段の4倍で、駿河屋が買い取ってくれるのです。
これもウソみたいですが、本当の話なのです。
私が仕入れていたモノ
そんな中、わたしが当時 扱っていたのは主にCD、DVD、アニメグッズなどでした。
CD
それこそCDの福袋も、買って そのままネットオフとかに流す人がいました。
でも あまりにも露骨で、「取引停止になった」と言っていましたね。
わたしは そのまま流すようなことはなく、あくまで せどり として、イイものを単品でヤフオクに出すという感じだったかな。
最高額は135というアーティストのアルバム「135」で、1万円で落札された記憶が。
480円で100枚以上入っていたから、単品だと40円とかだったはず。
40円が1万円に化ける・・・そんなことも珍しくなかったのです。
まあ流石に、1万円の価値のあるCDなんて そうそう出るものじゃないですが、それでも何千円とかの価値があるモノは普通に入ってましたね。
その他、価値のない残りのモノは、それこそネットオフやブックオフに売ったり、ヤフオクに100枚セットまとめ売り」として出したり。
結局それらも何千円とかになるので、買った値段よりも何倍も元が取れるのです。
美味し過ぎて、あまりにも たくさん卸すため、当時は本棚を買い足して買い足して、もはや普通にCDショップ並みの品ぞろえと化してました ↓↓
足の踏み場もないくらい(笑)
今は時代の流れでCDが売れなくなり、廃業と相成りましたが。
DVD
DVDも同じく。
580円で下ろしたものが8千円とかになることが多く、とんでもない「お宝袋」でした。
CDと同じく、単品で価値のあるモノもあったし、まとめ売りにしても何千円にもなった。
残念ながら、時代の流れとともにCDもDVDも廃れていきましたが。
音楽も映画・ドラマ・バラエティも、今やネット(You tube、Netflix。アマプラなど)で視聴できますからね。
アニメグッズ
わたしはアニメに全然くわしくないのですが、さきほど話した「雑貨福袋」や以前紹介した「じゃんく ストラップ・キーホルダー ジャンボサイズ福袋 箱いっぱいセット」という福袋に、けっこうアニメグッズが入っていて。
(詳細はコチラに書いてます ↓↓)
これらの福袋に入っていたアニメグッズも、割と売れましたね。
でも今は在庫切れ、または商品自体が無くなり、美味しいのも あの時だけでした(;´д`)トホホ
CDを大量に出してる人は、どこで仕入れてるの??
でも たまに、いまだにヤフオクやメルカリでCDやDVDの詰め合わせを売っているのを見かけますが。
「まだ需要があるんだな~?!」と不思議に思うと同時に、彼らの仕入れ先も たぶん駿河屋だろうなとか思っちゃいます。
しかし今は、売上的にどうなんだろう?
果たして彼らは、元が取れているのだろうか??
先ほども述べたように、昔は380円~780円程度でCDやDVDの詰め合わせ福袋が買えたので、何千円かの利益になりました。
しかし今は在庫切れ、または在庫があっても昔より高い(1,500円とか)。
加えて、昔ほど需要が無くなってきているため、そんなに利益は出ないのでは(いやむしろマイナスでは?)と思うのですが。
なので、もしかしたら駿河屋じゃなくて他の店で卸してるのかもしれないですね。
でも「駿河屋以外のお店で、あんなコスパの良い詰め合わせを売っているお店が どこにあるのか?」という疑問もあります。
リアル店舗の廃業整理品とかなのかな??
いずれにしても、良い問屋・仕入先を見つけたらラッキーですね。
駿河屋が変わった理由
今や駿河屋は、「旨味」がありません。
基本的には安いですよ?
安いですけど、当時を知っているだけにね。
それに今は「通信販売手数料」「通信買取手数料」も取るようになり、これが我々消費者には実に手痛い >_<;
数年前までは まだ良かったのです。
数年前から、駿河屋は「リアル店舗」を どんどん増やしていきました。
あの辺りからです、おかしくなってきたのは。
先ほど言ったように「手数料」は取るわ、福袋は値上げするわ。
値上げは まだ良い方で、商品ページ自体無くなった福袋も多数。
それに比例して、全体的に品ぞろえも悪くなったような気が(←リアル店舗に分散してるから?)
先ほども述べたコレとか ↓↓
オトクな商品なのに、今は1年くらい品切れ状態だし、出ても9千円台。
それでも「安い」と見ることもできるけど、こういうのが千円以内で買えたという、(いい意味で)おかしな時代があったのですよね。。
まさに、「駿河屋バブル」でしたね(笑)
まとめ
ちゅーことで、ここ10年の駿河屋の変化をお届けしました。
シンプルにまとめると、
昔は売値も買値も(いい意味で)めちゃくちゃだったけど、今は無茶を止めて、リアル店舗を増やして、通信手数料を取ったりして、時代に合わせて堅実にやっていくようになった
という感じです。
それでも、他社に比べたら売値も買値も良心的ではありますがね。
昔の「駿河屋バブル時代」を知っているだけに、物足りなく感じるという話でした。
もう あの頃のような無茶はしないでしょうが、もし また あの頃のように福袋が充実してきたら、私は喜んで買います。
正直 期待はできませんが、まあ これからも利用させていただきます。
(とは言え、最近は浮気して楽天やヤフーショッピングを使うことも多くなりました。
「うかうかしてると顧客が流れますよ」と、駿河屋さんに一応注意喚起はしておきます(笑)
なんかエラソーで ごめんなさい🙇(笑))
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