先日メガドライブについて書いたが、今回は同じくセガの名機、ゲームギアについて語ろうと思う。
繰り返しになるが、筆者は世間がスーパーファミコンに夢中になっている時にメガドライブをし、
世間がゲームボーイに夢中になっている時にひたすらゲームギアをやっていた(笑)
そのくらい、SEGAにはちょっとした思い入れがあるのだ。
ということで、今回はゲームギアがいかに優秀なポータブルゲームだったかをお伝えしたと思う。
少しでも興味のある方は、お付き合いいただければ幸いだ。
ゲームギアとは?
ゲームギア(GAME GEAR)は、メガドライブでおなじみセガ・エンタープライゼス(現、 セガゲームス )から発売されたハンディゲーム機だ。
発売は1990年なので、今からちょうど30年前ということになる。
当時の価格は19,800円。
今見ると高いのだが、当時は高いなりに、なかなかハイスペックな機械だったのである!
ゲームギアのウリは「液晶カラー画面」
売り上げは国内で178万台。
すごいなと思いきや、任天堂のゲームボーイは3,247万台なので、そう考えるとやはりメジャーではなかったのかという気がする。
でも筆者は、今でも絶対にゲームギア派!である。
なぜって、やっぱりカラーだから。
ゲームギアCM(イッセー尾形さんVer.)
ゲームギアCM(高橋由美子さんVer.)
ハンディゲーム機でカラーっていうのは、当時めちゃくちゃ珍しかったのだ!
なぜ白黒のゲームボーイの方が人気があったのか?
おそらく、売り方・話題性、そして、後述するソフト関係が要因だろう。
ゲームギアの名作ソフトは?
ゲームギアとゲームボーイは同じころに発売された。
ゲームボーイはやはり、「スーパーマリオ」や「テトリス」があったので、売れたのだろう。
事実、筆者も「携帯ゲームでマリオができるのか!」と、興奮したのを覚えている。
一方ゲームギアはというと、マリオじゃなくて「ソニック」、テトリスじゃなくて「コラムス」だった。
名作その1:コラムス
いや~懐かしい!
名作その2: ソニック・ザ・ヘッジホッグ
メガドライブの代表作「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」が携帯ゲームでできるということで、
まさに「スーパーマリオがゲームボーイでできる」と知った時のようなワクワク感が味わえたのを覚えている。
ゲームギア「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」プレイ動画
けれど個人的に、ゲームギアでソニックをするのはあまり楽しくなかった。
画面がことのほか揺れるからだ。
元が高速タイプのゲームなので、あの小さな画面ではどうしても限度があったのだろう。
もちろん、気にならない方も多いと思うが(あれクリアした人すごいと思う。)
ゲームギアって修理できる?
「ゲームギア」で検索すると、複合キーワードで「修理」という言葉が出てくる。
筆者も昔、なぜか本体を2つ持っていたが、どちらも壊れていた(笑)
「ゲームギア 修理」でググったところ、「こうやって修理できます」みたいなハウツー記事は出るが、「ゲームギアを修理します」というサイトは一つもヒットしなかった。
古いものなので当然メーカーのサポートも終了しているわけだが、それにしても、素人が修理をするのは怖い気もする。
でも、実際に修理してくれる業者がいなければ、どうしようもないのも事実。
電気屋さんとかに持っていったらやってくれるのだろうか?
ゲームギアのアクセサリー
ゲームギアには別売りのアクセサリーも色々と出ている。
筆者が持っていたのは、「ビッグウインドー」と「TVオートチューナーパック」。
↑「ビッグウインドー」 は、虫めがねのように液晶画面を1.5倍にするもの。
大きい画面でよりプレイしやすく・・・という目的だが、実はこれ、「無い方がやりやすい」という人もいて、賛否両論だった(笑)
↑「 TVチューナーパック 」はなんと、ゲームギアでテレビが観られるという、画期的な商品!
地方に住む筆者でも、ローカルチャンネルは視聴できた。
ただこれにも欠点があり、たまに受信しづらくなるのと、
これで観た番組がなぜか後々印象に残らないということがあった。
「テレビを観た」って感じがしないというか。
あくまでおもちゃ的に考えた方がいいのかな?という感じではあった。
とは言え、当時自分の部屋にテレビが無かったので、
部屋でテレビが観られるというだけでなんか嬉しかったのを覚えている。
(今はPCやスマホが当たり前の時代だが。古き良き思い出といったところだ。)
おわりに
いかがだっただろうか?
ゲームギア、なかなかどうして優秀なゲーム機だということがお分かりいただけたかと思う。
今は「レトロゲー」として、Amazonや駿河屋などの中古ショップ、またはオークションなどで取引されている。
レアなタイトルは高値で取引きされるケースも少なくない。
以上、「ゲームギアが優秀な件~名作ソフト、CM、買取情報など~」でした。
コメント